日々の記録。

2015年1月生まれ長女、2018年7月生まれ次女の姉妹育児中。WMの現在育休中。

品川区の保育園事情

産休に入ってすぐに、区役所の保育課に行ってきた。保育園の情報収集のため。

 
なんせ、1月生まれなので、さすがに0歳4月に預ける気になれず・・・。その場合にどう手続きを進めたらいいのかを確認して参りました。
 
そして、噂に聞いてはいたけど、やはり厳しい現実を知る。
 
以下、備忘録として。
(2014年12月現在の記録)
 

申請方法

品川区では申請方法が2つ。
  1. 通常の入園選考へ応募
  2. 育休明け入園予約に申込
1(通常申請)の場合は、
・毎月申し込めるものの、実質4月入園以外は厳しいとのこと。
(5月〜2月入園希望者はその前月の締め切りまでに申込。3月入園枠はなし。4月に入園希望者は、12月に応募。)
・申込は、区役所保育課か、第一希望の保育園で受付。
・0歳児4月入園のほうが、1歳児4月入園よりも入りやすい。以下3点が理由。
-0歳児のほうが受け入れ枠人数が多い
-1歳児入園希望者のほうが、0歳児入園希望者よりも多い
-1歳児入園選考時には、「調整指数」(後述)の点数をあげてくる人が多い
 
→4月入園以外は、実質、職場への《保育園見つかりませんでした》証明提出のために申し込むようなものだな。。
 
 
2(入園予約)の場合は、
・待機児童の多さから、一部保育園では定員以上の人数の受け入れを実施しており、その枠をあてる。
・四半期毎に、各保育園1名ずつ受け入れ。
・現在、追加受け入れ実施中の保育園は、37箇所。
・1〜3月枠は0歳児受け入れは、28箇所。つまり、28人分、予約枠があるということ。
・第6希望まで申し込み可能
・申込は、出産月翌月末までに、申請書類(申込書、旦那の勤務証明、妻の勤務証明)を区役所保育課に提出。
・申請は出産後に直接区役所に行く必要あり。もしくは、生まれる前に仮申請をしておけば、生まれた後は郵送で本申請が可能。その場合、仮申請は区役所で直接行う。
・選考は、「基本指数」のみでおこなわれる。「調整指数」は加味しない。
・選考結果は、翌四半期の中月にはわかる。(1月生まれの場合は5月にわかる)
 

待機児童数と入園希望者数

現状では、
0歳児の場合、
4月入園の申込者700名以上。待機児童数41名。
1歳児の場合、
4月入園の希望者数900以上。待機児童数73名。
 
→お、多いな…
 
 

基本指数と調整指数

基本指数は、両親の就労状況によって最大40点の点数がつく。
調整指数は、世帯の状況(生活保護、ひとり親、すでに無認可に預けている、名ど)によって、1点〜6点が加算される。
 
基本指数について、
40点の家庭がほとんどとのこと。(両親フルタイム勤務だと40点)
特別な事情がない限りは、
・0歳児は40点同士の戦い
・1歳児は42〜43点が増える(無認可に預けていると43点、認証に預けていると42点)
 
 

選考基準

同一指数の場合は、以下の順で優先度が設定されている。
  1. 基本指数のたかいもの
  2. 階層(課税額)の低いもの
  3. 同居の祖父母のいないもの
  4. 区内在住年数の長いもの
しかし、実質は2までで決まってしまうとのこと。つまり、フルタイム勤務家庭同士だと、世帯年収が低いほうが有利。
 
2の課税額は、今年までは所得税額だったけど、来年からは住民税になるとのこと。
 
基本指数のみで選考される、「育休明け入園予約」は、育休取得者の1年間の育休明けのフルタイム勤務が条件なので、ほぼほぼ全員基本指数は40点。つまり、世帯年収(課税額)で、入れるか入れないのかがきまるということ。
『当たったらラッキーくらいの感覚で申し込んでください』とのこと。
 
 

実質、世帯年収いくらくらいなら入れるのか

ぶっちゃけ、世帯年収いくらくらいなら入れるんですか?と聞いてみた。
地域に寄って差があるとのこと(例えば、京急線沿線あたりは比較的世帯年収が低い家庭が多いので入りにくいとか、にごされながらも、なんとなくそういうことかと理解)
 
そして気になる金額は。
・年間所得税額102500円以下の場合は、入れることが多い(まず入れる)
・102500円〜369200円の場合は、その時々の条件次第で入れたり入れなかったり。
・369200円以上の場合は、相当厳しい(まず入れない)
 
 
→つまり、うちは認可保育園入れるの、絶望的だということだ。。。(絶望まではいかないか、でも、かなり厳しい)
 
 
いや〜、厳しい厳しいとは聞いてたけど、、ほんと厳しい。こんなに待機児童多いのかぁ。
計画的に4月〜6月頃に出産を目論む人たちの話は聞いてたけど、(そんなにうまくいくかどうかは置いておいて)保育園事情のせいで春生まれが増えるってのも、どーなのよと思うけど。
実際、保育園事情が厳しい地域と、そうでもない地域で生まれ月の統計的差異ってでたりするんだろうか。
 
子が年をとったら早生まれの方が嬉しくなるから、と自分をなぐさめつつ、保育園どうするかはまたじっくり考えないとね。