日々の記録。

2015年1月生まれ長女、2018年7月生まれ次女の姉妹育児中。WMの現在育休中。

40w0d 出産

陣痛の痛みに耐えながら、子宮口は十分に開かぬまま、予定日を迎える。


1:00、陣痛間隔が開いてくる。子宮口も開かない。医者の判断で、促進剤の種類を変えることになる。元の促進剤の効き目がなくなってからでないと危ないとのことで、これから1時間は投与なし。次は2時。しかし、このロスタイム1時間だって、陣痛はくるし痛いのよ、と心の叫び。

2:00、新たな促進剤の投与開始。陣痛の痛みがさっきよりも弱くなる。とはいえ、十分痛いんですけどね。さっきまでの痛みは叫ぶレベル。それが唸るレベルにクラスダウンし、再び痛みの山を登れとや。またここから開始か・・・涙。いったいいつになったらこの痛み地獄から抜け出せるのか。。子宮口はまだ7cm〜8cmの間。

2:30、3:00、3:30、4:00、4:30、30分毎に促進剤の量アップ。どんどん痛くなる。
次の投与は30分後、その時子宮口の開きを確認してくれるかも、全開になってるかも、その希望だけを頼りにひたすら時計とにらめつこしながら耐える、耐える、耐える。

4:30頃から、立ち上がるのも覚束ない痛さになる。でも、トイレにいきたい。カテーテルで尿とりされる。ついでに診察しますねと、座り状態からベッドにごろん。したと思いきや、助産師さんたちが5人くらいどやどやと部屋に入ってくる。酸素マスクをつけられ、深呼吸しろとの仰せ。さらに点滴をついかされる。赤子の心拍が一瞬とまったらしい。母がつかれているからかもとのことで、座らずに横になってなさいとの命令がくだされる。
横向きだと、行き見逃しができない!大ピンチ。テニスボールを強く強くお尻に押し当ててもらい、なんとか、なんとか耐える。というか、赤子の心拍停止!?どうなるの?大丈夫なの?緊急帝王切開とかならないの?と不安MAX。
そんなこんなでバタバタしつつ30分が過ぎ。

5:00、子宮口全開認定をやっと、やっと、受ける。というか、通常時ではまだあと一歩のようだったが、陣痛到来時ならなんとか行けそうという発言の医師。この痛みMAX時の内心がもう本当ににつらい。子宮口グリグリされながら、おしりから飛び出しそうななにかを耐える。阿鼻叫喚。でももう、なんでもいい、早く生ませて!しかし、準備しますねと、医者も助産師も消えていく。陣痛が襲うたび、耐えるのが辛すぎる。

5:30、いきみの練習開始。赤子がまだ十分下に来ていないなら、いきみの練習をしながら下に押し出しましょう、とのこと。痛みの波が襲ってきたら、便を出す容量で思い切り踏んばって下さいとのこと。息を止めてできるだけ長く、ふんばるのがよいらしい。伊達に便秘歴長くないよ、わたし、それ得意。

6:00、踏ん張りのたまもの、赤子が下に来たとのことで、分娩体制へ。それから、陣痛の波を捕まえて踏ん張ること4回、やっと、やっとやっと赤子が出てきた。



陣痛開始から21時間。長かった、辛かった、痛かった。満身創痍ってこのことかと初めて思った。でも、無事にでてきた。本当によかった。本当に本当によかった。