生後284日目 乳腺炎になる
真夜中の授乳後、なにか右胸が痛いなーという気がしたものの、そのまま就寝。
明け方、娘の乳くれコールで目を覚ましいざ授乳!と思ったのだが、明らかに右胸に異変。なにこれ超痛い。こんな痛さ初めて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
授乳もそこそこに、薬箱を開けて、念のために葛根湯を飲み、とりあえずは就寝。
朝、目をさます。やばい。痛い。痛すぎる。
歩くだけで、そのちょっとの振動で激痛が走る。
右胸の外側がちょっと張ってるような?でも、しこりなのかな?これ?という感じでよくわからない。
とりあえず、朝いちの授乳で、久しぶりのフットボール抱きをして、右胸の外側を中心に娘にたんと飲んでもらう。
が、やはり痛い゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!
とりあえず、なんか、詰まっちゃったのかもしらん、と思い、近所の母乳外来を検索。
どこもかしこも9時からのようなので、痛みに耐えつつ9時を待ち、電話で予約。
しようとするも、完全予約制なので、すぐは無理です、今日は無理です、、というところばかり゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!
必死に電話して、ようやく10時からみてくれるところを見つける。出かける準備をして、待機。
すると、なんだか寒い。寒い寒い。悪寒がひどい。頭も痛くなってきた。
やばい、風邪もひいたかも。旦那の風邪がうつったのかも、こんな時に。
なんて思っていたら。
乳腺炎でした。
『お母さん、熱出てない?』
なんだか、悪寒がひどくて、と言うと、
そうでしょう、すごい熱だよ、頭痛もない?これ、乳腺炎なっちゃってるよ、と。
まじすか。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
通常は、熱が出始めちゃったらマッサージせずに病院いくほうがいいんだけど、とりあえず悪いおっぱいを出しちゃうね、とマッサージしてくれました。
その後、解熱剤と抗生剤を病院でもらって、今日は安静にしてよく寝てください、とのこと。
乳腺炎で熱出たら、安静にしないと治らないから、赤ちゃんは旦那さんにでも見てもらってとにかく寝てくださいね、と。
わーん、旦那氏今日もおりません。なんとか一人でがんばるしかない。しかし、つらい、苦しい、だるい、体が重い、乳も痛いし、しんどい。
でもでも、今日は土曜日。急がないと病院がしまってしまう。ふらふらなまま病院検索して小児科内科色々探し電話し、たらい回しにされたあげくに、最終的に助産院近くの乳腺外来に飛び込む。乳腺炎ですと受付で告げ、熱を測ると39.4℃。ひー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
この高熱で娘をかかえての診療待ちはなかなかにハードでした。なんとか順番がきて、私の乳を診て触診して、これは間違いなく乳腺炎ですね、とお医者さん。ひどくなると切開して膿を出さないといけなくなるけどまぁ薬飲んで安静にしていればまず大丈夫でしょう、と。抗菌剤と抗炎症剤と葛根湯が処方される。
さて、家に帰らねば。しかし、辛い。
あまりの辛さにタクシーで帰ろうかと探すもみあたらず、へろへろになりながら電車を乗り継ぎ帰宅。
一人きりならば、色々と後回しにして、なんでもいいやと投げ出して、とにかく休むことができるけれど、赤子連れだとそうもいかない。この高熱に激しい頭痛、全身倦怠、胸の激痛をかかえての赤子連れって、ほんとに、なんていうか、辛すぎた。でも投げだせない。子育てってこういうことかと感じ入る。
薬が効いて熱がさがって、少しは動けるようになってから、乳腺炎について怒涛の検索。
搾乳した方がいい説にしてはいけない説、水分たくさん取れ説にとってはいけない説、母乳マッサージ推奨派にしてはいけない派・・・はぁ、どーすりゃいいのさ。
とりあえず、助産院では、今日は離乳食お休みしていいからとにかく授乳をたくさんして、のんでもらってくださいね、といわれ。赤ちゃんに飲んでもらう説は誰しもが推奨していることもあり。
ひたすら娘に飲んでもらいました。
しかし、右乳からの授乳を嫌がる嫌がる。数口飲んではぷはっと口を外し。何回もくわえさせると諦めて飲んでくれるものの休み休み。足はバタバタ。文句?なのかなんなのか、モゴモゴ何かを言いながら飲んでるし。左乳は夢中でゴキュゴキュ飲むから、こりゃまずいんかな。乳腺炎になるとまずくなるってのは本当なんかな。と味見してみると、こ、これは!なんか苦いようなしょっぱいような、雑味のある味。こりゃまずいわ。
ほんと、ひたすら辛いし、娘にもまずい乳飲ませなきゃなんないし、乳腺炎恐るべしだわ。
なんで乳腺炎なっちゃったんだろ、食事のせいかな、と思いかけたのだけど、ちょっと待って。
色々な言説があるなかで、エビデンスがしっかりしていて私的に信頼できるこちらの本。
小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK‐間違った助言や迷信に悩まされないために
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これによると、食べ物と母乳の質は関係ないと。
さらに、著者がブログで紹介していたこちらの記事。
さらにさらに、こちらも。
別のブログでも。
これも読むと、やっぱり食べ物云々よりも、保育園が始まって授乳間隔がいきなり空きすぎたのに加えて、風邪気味で体が弱っていたこと、色々と疲れ気味だったことなんかが問題だったんじゃないかなぁという気がする。これまで、特に大きなトラブルなく来てたから過信してたけど、やっぱり大きく授乳状況が変化する時は、何かしら対策しないとダメだっだなぁ、と今にして思う。よもや自分が乳腺炎になっちゃうなんて。本当、びっくり。しかも、乳腺炎がこんなにこんなにこーーんなに、辛いとは。
乳腺炎の治療法
を参考に、早く治したい。娘よ、今日もたくさん飲んでくださいませ。