日々の記録。

2015年1月生まれ長女、2018年7月生まれ次女の姉妹育児中。WMの現在育休中。

生後53日目 授乳についてのあれこれ

授乳中(授乳後)の子のギャン泣きがかわいそうで、何が苦しくて泣いているのか分からず、私も苦しくて、検索魔と化す。

やはり、世の中には育児に関するいろんな言説があり、体験談があり、考え方があるのだなぁと改めて思う。本当に、いろいろな説があり困惑する。

 

その中で、これかもしれない、これを試してみようと思ったものがいくつか。

1.ゲップが出せなくて苦しい説

どうして泣くんだろう〜?|助産師のひとりごと

ベビちゃんが泣くのは
   1)まず、お腹がすいている
   2)そして、どこかが痛い
   3)ウンチやおしっこが出て気持ちが悪い
   4)眠たくてグズグズ云う、、、ということが考えられるのですが、
お腹も一杯のようだし、あれこれやってもどうしても泣き止まないドクロことがあります。

ベビちゃんがご機嫌が悪い理由の一つにゲップがあることを前回お話ししました。
授乳の時にどうしても空気を飲み込んでしまうので、胃のカタチがまだ徳利状のこの時期には、横にすると空気の行き場が無くなってグズつくむかっという話です。

ゲップの出し方|助産師のひとりごと

Qみなさん、ベビちゃんが授乳の時に飲み込む空気の量はどのぐらいだと思われますか~?

A.飲む量と同量なんだそうです。

、、、ってスゴいことじゃないですか~?
つまり、20ccぐらいしか飲まない時なら、同量といっても知れてますが、100ccになるとかなりのものです。そして1日量で考えると、これまたタイヘンなことになります。
、、、なので、生まれたてよりも、飲む量が増えてくる1ヶ月ぐらいにゲップが原因でぐずつくようになるんですねぇ~

 

2.乳のませすぎ説


自律授乳のあれこれ 4 <「自律授乳」=「赤ちゃん主導の授乳」?> - ふぃっしゅ in the water

 

「泣き出したら遅いサイン」と教えられれば、起きそうな気配がしただけでお母さん達は授乳の準備をして緊張して待つことでしょう。
ところがそれだけ準備万端にしても、起きたばかりの赤ちゃんは抱っこされているので泣くことはないけれど、吸うこともしないことがほとんどです。

「目が覚めたらお腹がすく(空腹)」なのではなく、「目が覚めたら腸が動き始めるので、最初にゲップのような大きな腸蠕動が起きる」のではないかと私には感じられるのです。

日々新生児を抱っこし観察する機会があれば、「空腹」「満腹」だけが赤ちゃんのニーズではありえないわけです。 

 

自律授乳のあれこれ 13 <ラクテーションコンサルタント協会の「自律授乳」の定義のようなもの> - ふぃっしゅ in the water

「なぜ片方5分以内なのか」と疑問に思っても、「母乳は5分以内にほとんど分泌されてしまうのでそれ以上吸わせても意味がない」と断定的な答えしかありませんでした。
どうやって「5分以内に分泌が終わる」ことを検証したのだろうと、疑問をさしはさむ余地もないほど、数字は独り歩きして伝わってしまいます。

ラクテーション・コンサルタント協会の「自律授乳」の定義のようなものは、おそらく「半年までは母乳だけで」という目標達成のためだけに考えられた定義のように見えてしまうのです。 

子供が欲しがる素振りを見せた時に、自ら口を離すまで乳をあげてみようとここ数日やってきていたが、「自律授乳」(WHOの提唱する「赤ちゃん主導の授乳」)というのはあくまで仮説にすぎないのでは?という指摘。

同じように、片側5分ずつというのも仮説にすぎないのでは?と思うと、なんだか納得感がある。

 

授乳についてはこれまでいろんな情報に翻弄されてきたけれど、ここ数日吐き戻しも多いし飲ませすぎかなと思うので、“片側5分ずつ2クール”とか、“子が口を離すまで”とか、“お口をパクパクしたらお腹がすいたサイン”、とか、そういうことにとらわれず、我が子をよく観察して、我が子に合わせてやっていこうと思えた。

 

===========

というわけで、子を観察しながら色々試してみているところ。

授乳後なくということは何かが苦しいはずなので、泣かない状態にしてあげればいいと思い、観察した結果、今日現在の成功パターンは以下。

 

●授乳は、基本3時間あける。(うちの子は体重増加が順調、むしろ増えすぎなので)

→前回授乳から3時間経っていないときは、お口パクパクは無視。泣いても、ゲップだしや抱っこ&アヤシでごまかす。すると、意外とそのまますんなり寝たりして3時間持つことが発覚。やはりこれまで回数上げすぎだったのかもと反省。

 

●授乳後はしばらく横にしたまま(授乳時の体制)で時間を置く

→すぐにゲップさせようと縦抱きにするとギャン泣きが始まるが、横にしておくと泣き止むことが多いので。見ていると、飲んだ乳が胃に収まるのをまっているような感じにも見える。

 

●しばらく横に置いた後、ゲフゲフ言い始めたら肩担ぎ→うつぶせ→縦抱きの順でゲップだし

→ゲフゲフ言い始めてから縦抱きにすると泣かずにおとなしいことが判明。そして、ゲップだしをこのパターンをためすと、確かにゲップが出やすい気がする。

 

 

うーん、試行錯誤の連続。そして成功パターンを見つけても数日たつとまたすぐに通用しなくなったりもする。でも、いろんな言説は、あくまで仮説にすぎない、もしくは大多数に当てはまる経験則かもしれないが、誰にでも当てはまる必勝パターンはないに違いない、と確信してから少し気持ちが楽になった。「このやり方でやってください」と専門家(助産師なり産科医なり小児科医なり)に言われると、うまくいかない時に不安になるが、それもあくまで仮説。大切なのは『子の様子をよく観察し、自分の子に合わせたパターンを作っていくこと』なんだと思った。なんかこう書くと当たり前のようだけど、この解にたどりつくまでの道のりは意外と長かったし、心労もひどかった。そして、そう言ってくれる人(子によって個性があり、どれがベストとも言えない)がどこにもいないというのも問題だと思う。

 

うちの子にとっての最適解を探しながら、楽しんで進めていきたい。